こんにちは。
今日は一日中雨が降るらしい、、、
気温も下がったままだし、
大人しく自宅で過ごしているんですが、
あっ、そうだ、
自宅で過ごしてる時によく使っている、お気に入りの万年筆のことを書いてみようと思います。
以前ブログで触れた事があるんですが、
私は家で字を書く時(主に朝の自由な時間)
書く目的によって幾つかの万年筆を使ってます。
それは、書くスピードや使う紙(ノート)によって書き心地が変わるから。
お気に入りだけど、万能選手って訳ではないので使い分けています。
幾つかあるお気に入りの中で、今回は字の練習(写経も)でよく使う万年筆の話です。
この万年筆、パイロットのカクノ(kakuno)
万年筆のエントリーモデルって位置づけです。
私が万年筆にハマるきっかけになったヤツであります。
カクノは文房具屋さんはもちろんのこと、
文房具を扱うスーパーやホームセンター、
あとネットなどで購入できます。
探せば、結構どこにでも置いてあります。
価格は1,100円(税込み)
ただの筆記具なのに?
と思ったら、少し高いかもしれません。
が、
万年筆をちょっと試してみたい人にとっては、
手の出せる絶妙な価格設定な気がします。
万年筆って字幅を選べるモノが多いんですが、
カクノももちろん選べます。
極細(EF) 細字(F) 中字(M)
の3種類の中から選ぶことになります。
書く字の大きさや字幅の好みで選べば良いんです。
が、
字幅によって書き心地がけっこう変わります。
全部が全部と言う訳ではないんですが、
細くなるほどカリカリと紙の抵抗が伝わってくるような、
反対に太くなればヌラヌラと紙の上を滑るような、
それぞれ違った書き心地になる気がします。
細かい字は滑りすぎないように、大きめな字は滑らかにって感じでしょうか。
ちなみに自分のお気に入りのカクノは、
中字(M)
丁寧に字を書いている時のカリカリとヌラヌラのバランスがちょうどいいんです。
特にトメ、ハネ、ハライが思った通りに書きやすい(自分の中では、、、)
思い通りに書けるから、書いていて気持ちいいんですよね。
万年筆はインクを充填して使いますが、
カクノの場合、インクの充填されたカートリッジか、インクを吸入できるコンバータを使います。
透明軸のカクノにはコンバータを使っています。
コンバータなら好きなインクを入れられますしね。
あと、見た目もよろし(な気がします)
それと、
コンバータの方が持った時のバランスが良いような気がします。
バランスの影響は大きいので、、、
これはあくまで、
自分にとっては、
のバランスですけども。
バランスと言えば、
万年筆ってキャップを刺して(キャップポストして)
書いているイメージがあります。
見た目も万年筆らしくて大変よろしい。
自分も当然のようにキャップポストしてたのですが、
なんか、すっごく書きにくい。
キャップポストすると重心が後ろに来るから
万年筆に振り回される感じがするんです。
そこをビシッと使いこなしてこそ
本物なんでしょうが、
自分はキャップポストやめました。
使いやすさ優先で。
なんで、今は自分にとって快適なバランスで書いています。
万年筆って、使っていると手入れも必要になってくるんですよね。
なんか難しくて面倒くさそうな感じがします。
でも、やってみると、とっても簡単。
やる事なんて、、、
水洗いする(つけ置きできると更に良しです)
くらいなもんです。
これを、インクを入れ替えるタイミングでやっちゃいます。
お手入れ自体は意外と簡単、
なんだけど、
いちいち面倒くさいなぁ。
って感じる人は多いかも、、、
あれれ、ずいぶん脱線しました、、、
今回、お気に入り万年筆のカクノについて話をしました。
エントリーモデルでも書き心地の良い万年筆。
その中で、特にオススメは中字(M)
少し大きめの字をノビノビ書くと気持ちいいと思います。
更に、インクの濃淡も楽しめます。
いろんな色のインクを使ってみたり、
いろんな紙に書いてみたり、
この万年筆1本でいろいろ楽しめると思います。
インクの沼や紙の沼に足を突っ込んでみると、
新しい世界が広がって楽しいかもしれません。
普段、意識しないと字を書く機会がなくなって、
メモと名前と住所くらいしか書かないよ。
な〜んて方は、
おひとついかがでしょうか?
また脱線した、、、
失礼しました。
ではでは。